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がれきから「未来の土台」へ、動き出した火災被災地

約240棟の建物が焼き尽くされた朝市通り周辺の火災跡地へ向かいました。

一時期は果てしないがれきに覆われていた広大な土地は、公費解体を経て、現在は一面の更地へと姿を変えています。そして今、現地では宅地や商業施設の再建に向けた本格的な区画整理・復興工事が始まっており、静まり返っていた街に再び重機の音が響き渡っていました。

輪島市が進める新しい街づくり計画では、東西を「にぎわいの軸」とし、朝市の露店が並ぶ多目的広場、木造の賃貸型商業施設、そして災害公営住宅などが一体となって整備される予定です。単に元に戻す「復旧」ではなく、衛生面や利便性を高めた、100年先を見据えた「新しい朝市」の姿が、少しずつですが具体的に描き出されています。

能登半島復興財団としての決意

輪島の復興は、決して一朝一夕に成るものではありません。まだ多くの課題が山積し、仮設住宅での生活を余儀なくされている方々も大勢いらっしゃいます。

当財団は、この歩みを決して止めないよう、資金面でのバックアップはもちろん、コミュニティの再生や伝統産業の持続的な支援に向けて、今後も現地に寄り添った息の長い活動を続けてまいります。